【解説】少子化進み増える廃校 カフェやeスポーツルーム、新たな活用例も

【解説】少子化進み増える廃校 カフェやeスポーツルーム、新たな活用例も

少子化が進み、福島県内では学校の廃校が増えていて、県内の公立小中学校では今年度末に9校が廃校となります。各自治体に取材したところ、この9校全てが現時点では廃校後の使用目的はまだ固まっていないということです。文部科学省によりますと、2002年度から2020年度までの19年間で廃校した県内の公立学校の数は267校でした。これは全国でも8番目の多さとなっています。廃校後の校舎をどう利活用するかが課題となっていて、県内では廃校を利用して地域の新たな交流拠点としている例がいくつかあります。猪苗代町の「Roots猪苗代」は、17年前に廃校となった旧山潟小学校をリノベーションした施設で、現在はインテリアショップやカフェなどが入った複合施設に生まれ変わりました。小野町の趣味複合施設「イイトコ」は、3年前に廃校となった飯豊小学校の校舎を利用した施設で、去年オープンしました。中にはゲームを楽しめる「eスポーツルーム」。そして「ミニ四駆」の大型コースにドラムを楽しめる音楽室まであり、小野町の新たな交流拠点になっているということです。こういった複合施設だけでなく、全国では廃校を企業のオフィスとして活用する事例もあるそうなんです。今後も廃校となる学校は増えることが予想されますが、行政には新たな地域づくりにつながるような利活用をしてほしいと思います。

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https://newsdig.tbs.co.jp/articles/tuf/393338

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