この度解禁された予告編では、eスポーツの世界で日本チャンピオンという、リアルレースの世界に鳴り物入りで飛び込んできた紘一(野村周平)が、この世界へ足を踏み入れたことで、出会った人々やリアルだからこそ
起こってしまう事故への恐怖に葛藤する経験を経て成長する様を垣間見ることができる。
ドリフトの聖地と呼ばれ、海外からもドリフト目当てにサーキットに集まるほど有名なエビスサーキットで撮影された夕暮れのオープニングシーンから始まり、爆走&ドリフトによるGに耐えうるだけのパワーを生み出すエンジン、スタートラインに並ぶ紘一たちのS15シルビアと柴崎チームのJZX100マークⅡ、車内搭載カメラで撮影された世界トップクラスのレーサーの華麗なるドライビングテクを垣間見ながら、一挙に手に汗握るレースシーンへ。また、リアルレースコースからeスポーツゲームのコースへと映像へと視点がスライドする、この映画の醍醐味でもあるリアルとヴァーチャルの世界を交互に見ることが出来る。
チームの再起をかけて夏美(吉川愛)が見つけ出した起死回生のドライバー・大羽紘一(野村周平)。テスト走行で魅せたリアル初心者とは思えないドライビングテクニックに「すっげえ」と喜び勇み、チームのメンバーがいるガレージに向かうが、夏美の父で元ドリフトレーサーの武藤亮介(陣内孝則)は「ふざけるな!ゲーム野郎に本物のドリフトが出来るわけないだろう。ドリフト舐めてんのか!」と怒号を放つ。紘一は「舐めてないです。僕、これでもゲームでは日本一なので」とeスポーツ日本チャンピオンタイトルホルダーの意地の一言をこぼす。